
News
2025.11.08

2025年4月より、茨城県南西部に位置する鹿嶋市・神栖市を対象に、復興デザイン演習を行ってきました。
地域史、地形と空間形成推移、複数災害のハザード分析、広域的な位置づけ、産業構造といった地域の読み込みと将来リスクの理解をベースに、今回、都市持続計画(City Continuous Plan)にむけた提案を行います。
対象とする鹿嶋市・神栖市は、国策として整備された鹿島港を基盤とした工業地帯です。茨城県の中でも産業立地の優位性の高い地域です。一方で、災害リスクに目を向けると、東は太平洋側からの津波災害、西は利根川側からの洪水災害のリスクがあることに加えて、自治体境界を跨ぐハザードが想定されており、災害への備えは一筋縄ではいきません。
本演習では、筑波大学の社会工学学位プログラムの修士1年の学生8名が参加し、都市計画的なアプローチをベースとした提案を行います。ぜひ聴講いただき、議論に参加ください。
Other news
↑