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第4回復興デザイン会議記念講演会を開催しました Organizing the 4th Symposium of alliance for disaster Re-design

2023.07.28

第4回復興デザイン会議記念講演会を開催・参加しました。前半は、U30復興デザインコンペにむけた内藤・羽藤両先生の解題、後半は昨年の復興デザイン・研究賞の受賞者の講演でした。前半で印象に残ったのは、生成AIを使ってもなんでも全く構わない、膨大なことを考えなければならない状況が復興の現場には訪れるし、今度の大災害からの復興は東日本大震災のようにはいかない、その中で、これまでと違うやり方を達成しなくてはならないのではないか、という話でした。後半は、復興・事前復興にあたって、選択肢があることが大事という話が出て、同時に、選択していると思い込んでいる人がいるという議論もあり、印象的でした。田中先生は、減災復興過程において不平等拡大サイクルがあると示していて、高齢者や低所得者がそのサイクルの中にいる。例えば、選択肢がないから公営住宅に住む(選択できない境遇への脆弱層の封じ込め)ではなく、選択肢をもってもらう状況をつくることが少なくとも必要ではないかという議論でした。

今後、よく考えていきたいと思います。

(参考)
第4回復興デザイン記念講演会 
対談 コンペ解題:「災間を生きる都市」内藤廣×羽藤英二

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