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2026.01.29
B4の村上智仁さん、上杉朋花さん、大野隆輔さんが無事、卒業研究最終発表会を終えました。
村上智仁さんは「災害復旧期における移動軌跡データによる生活安定性評価指標の提案」というタイトルで、西日本豪雨の際の広島県のGPS軌跡データを用いて、復旧期における個々人の生活安定性評価を行いました。文字列やDNA配列の比較に使われていたLCSSのアルゴリズムを、生活の安定性評価のために綿密に改良することで、復旧期における個々人の移動・生活パターンの把握を可能としました。
上杉朋花さんは「通学自転車の経路・駐輪場同時選択モデルの構築と適用〜大学構内の空間改変を対象に〜」というタイトルで、第3キャンパス内の自転車通行・駐輪の行動選択のモデル化およびシミュレーションによる実装提案を行いました。動的離散選択による経路選択構造に、選択継続確率として駐輪選択確率を入れ込むことで大幅なモデル尤度の向上を果たすとともに、自ら構築したシミュレータにより駐輪台数・経路交通量を算出し、社会実験の結果を生かし、春以降の空間形成にむけた提案を行いました。
大野隆輔さんは「職場におけるEV充放電の料金設定問題―職場と利用者の意思決定の相互依存性に着目して―」というタイトルで、職場へのEV充放電にむけた料金設定問題を解き明かしました。非協力ゲーム、逐次手番ゲーム、協力ゲーム、二段階最適化といった様々なアプローチを用いましたが、本質的には、職場による料金提示とそれに対するユーザーの反応を取り込んだ上で、充放電量を最大化するためにはどうしたらいいかを考え続けた研究となりました。
三人とも、真剣に熱意をもって持続的に取り組む姿が印象的でした。わからないこと・難しいことがあっても粘り強く、考え、工夫を重ねた末の卒業研究となり、誇らしく思います。お疲れさまでした。(浦田)




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